ソロモン産カカオ豆、 日本初上陸!

南太平洋に浮かぶ数百の島国。そこで育まれた栄養価の高い高品質なオーガニックカカオ豆

from Solomon Islands ソロモン産カカオ豆とは?

これまで地域や血族での集約農業を中心に長く栽培され、限られたインフラにより近隣諸国のみに流通していたソロモン諸島のカカオ豆。それぞれの島で土壌や気候に特徴があり、その島独自の風味と味わいが楽しめる、まだ知られていない、非常に希少なオーガニックカカオ豆です。

Quality 自然の恵みを高い品質で

自然と共生した無農薬カカオ豆

その土地に合った有機無農薬栽培を実施しています。現地の熱意ある人材が率先する根気強く丁寧な栽培手法により天然に近い、強いカカオ豆が栽培できるようになりました。

独自のオーガニック認証
(ソロモンオーガニック)

高額な費用を要する国際認証制度は、必ずしも途上国の生産現場に適当な制度になっていません。現地から供給される作物は、取り組みに賛同してくれる卒業生や地域の生産者組合のネットワークを通じて集荷されます。 現地の日本人スタッフが、まめに栽培状況、品質等を確認し信頼できる生産物に付与する独自認証制度「ソロモン オーガニック」を採用しています。

カカオ豆を無農薬で栽培

私たちが使用しているカカオ豆はソロモン産で、すべて生産者の顔が分かるものです。 小さな島国だからこそいい豆を作り、その品質で勝負したいと熱く語る生産者がいます。私たちはそんな彼らと共に栽培方法を開発しており、一つ一つ丹精こめて作られたカカオ豆を直接入手することができます。

カカオ豆農家の声

ソロモンでカカオ農園を経営しているアグネスさんにお話を聞きました。

Pitopaso Farm Manager
Mrs, Agnes Pilopaso

—アグネスの農地ではどのぐらいの量のカカオが生産されますか?

農場には約20万本のカカオの木が植わっていて、2月から12月まで、毎月平均10トンのカカオが生産されます。すべてオーガニック栽培なので、安心して食べられるカカオになっています。

—こだわりは何ですか?

品質管理を徹底しています。
まず、収穫時には、カカオ豆をよく観察し、生育状態が充分なもののみ摘み取るようにしています。これは自前で農場を持っている私たちならではの工夫ではないでしょうか。
次に、発酵過程が一番重要なプロセスなのですが、これは多くの人がかかわると質にばらつきが出るため、基本的には1人(父)が管理をしています。これは大変ですが、農場の信頼性の維持につながります。そして出荷時には、一つ一つ豆を選別して、小さいものや形のよくないものは排除しています。この工程を経ることで、品質を一定に保っています。

現地の生産者や栽培環境をご覧頂けます

カカオの風味

シングルオリジン。ソロモン諸島は約1000もの島々から構成されています。それぞれの島で土壌や気候に特徴があり、その島独自の風味と味わいを持っています。

ベララベラ島産
Vella Lavella Island
まろやかで程よいスモーキーな香りの風味
ガダルカナル島産
Guadalcanal Island
酸味が弱くチョコレート感が強い。日本人には一番馴染みやすい風味
マライタ島産
Malaita Island
ほんのりチーズを思わせる香りで洋酒にも合う風味

Sustainability すべての人に安心・安全な環境
-公正な取引を持続する独自のネットワーク-

トレーサビリティ
-Traceability-

現地の食の安全安心を担保する知識・技術を持つ生産者と独自のネットワークを構築し,一貫した公正取引を行なっています。どういう風に作られ、どうやってくるのかを明確にする、その責任の重要性を大切にしています。

生産から販売までの流れ

  • 生産指導(選別1)
  • 集荷(選別2・検査)
  • 輸出入(自主検査)
  • 保管
  • 販売

人づくりから食卓へ
-School to Table-

ソロモン諸島では、職業訓練校を運営し、環境負荷をおさえた農業を実践しています。産業開発支援を通じ人づくりから地域の持続発展に寄与することを目的としています。カカオ豆の栽培もその中の一つです。職業訓練校の卒業生をはじめとした地域の生産者と直接取引を行います。

Products 商品概要について

オーストラリアの右上に位置する小さな島々で構成されているソロモン諸島国は、赤道を中心として北緯20度から南緯20度の限られたカカオベルトと呼ばれるカカオが生産できる地域にあります。
日本へ輸入されているカカオ豆は4分の3以上がガーナ産で、ソロモン諸島産のカカオ豆は、日本では流通していません。

成分の特徴

日本で流通してるカカオ豆と比較するとカカオポルフェノール値が高いのが特徴です。このカカオポルフェノールは、体のサビと言われる活性酸素を退治してくれたり、動脈効果予防に効果的など様々な嬉しい機能があります。またタンパク質であるカカオプロティンも整腸作用を及ぼし便通を改善します。

日本食品分析センターによる
カカオ分析結果
(/100g)

販売について

【 ソロモン産カカオ豆 】

【 ソロモン産カカオニブ 】

製品価格お取り引き条件等は、お問い合わせください。

Supplier サプライヤーについて

SDGs への取り組み

SDGsプレーヤーとして事業活動から途上国開発支援に関心をお持ちの企業、団体等の皆様へ、NPOのネットワーク、経験を活用して途上国と新規事業の立案、商品開発など援助の枠を外したイコールパートナーとして協働をご提案します。

社会課題とビジネスの両立を目指して

特定非営利活動法人パシフィックガーデンはソロモン諸島国におけるカカオ豆、その他の産品の生産から販売を通じて 17の持続可能な開発目標の中の3つのアクションを実践します。

  • 目標 1:

    あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる

  • 目標 2:

    飢餓を終わらせ、食糧安全保障および栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進

  • 目標 17:

    持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化

フェアトレードパーラー
「ピースカカオ プロジェクト沖縄」

2020年沖縄県の南部、糸満公設市場内に、町の生活の側にある小さ な食料売店「ピースカカオ沖縄」パーラーをオープンしました。

ソロモン諸島と沖縄は同じ太平洋の島国であり、第二次大戦の舞台にもなった歴史的、地理的に深い関わりがあります。本年終戦75周年の節目の年に、沖縄から「国際協力」「地域活性化」をテーマにカカオ豆の紹介を通じ太平洋の懸け橋となるコミュニケーションパーラーです。

ここでソロモン産のカカオ豆を味見できます。沖縄へお越しのさいには是非お運びください。

カカオ専門店・カカオ研究所
ピースカカオおきなわ

カカオ豆をふんだんに使ったカカオソフトクリームが人気です。ソロモン生まれ、沖縄育ちのカカオ豆、これから皆さんにもっと喜んでもらえるように、そして市場が、大人も子どもも、おじーもおばーも、いろんな人の「居場所」になったらいいなと考えております。

  • 住所:〒901-0361 沖縄県糸満市糸満989-83 糸満市場いとまーる内 E-5
  • 営業時間:13時頃〜
  • 定休日:火・水
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